驚異！人と会話できる鳥!!大型インコ（オウム）を飼う秘訣>大型インコ(オウム）はどうやって種子を食べるの？

なぜインコ(オウム）の嘴はあんなに鋭くて大きいんでしょうか。
喧嘩するため？ではありません。

インコ（オウム）の嘴の中身はどうなっているんでしょうか。
じつは、上側の嘴の裏側には、鑢(やすり）のようなパターンができています。
食事をするのを見ていると、ひまわりのような大きな種も簡単に皮をむいて食べています。
皮をむくとき、上側の嘴のやすりと下側の嘴と、舌で種を押さえて上手に皮をむいて食べています。
ほとんどすべてのインコ科の鳥は、同じ方法を用いて殻から種子を取り出して食べています。
きっと、長い期間、種子の皮をむいたり、胡桃のような硬い実を割ったりしている間に、
あの大きくて強靭が嘴になっていったと推定されます。

また、大きな実を食べるときは、片方の足で立ち、もう一方の足で実を掴み、
嘴で皮をむいたり、殻を割ったりして食べています。
なぜ皮や殻を剥くかというと、皮や殻には、自らを防御するために
毒素を含んでいることがあり、
それらの有毒物を除去するために剥くのです。生まれながらにして自然に身についた知恵ですね。

また、インコ（オウム）は、粘土を食べる習性もあります。
粘土にはミネラル分が含まれていますが、ミネラルはイオンとなって、
有毒な物質と化学結合をする性質があり、インコ（オウム）の胃腸にある有毒な物質を吸収します。
この粘土も、「塩土」としてペットショップで売られていますから、ときどき買って与えてください。